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忘れちゃいけない夏のこと

 

はじめまして。

どうしても我慢ができずにブログにすることにしました。

そうです、プリンス・オブ・ストライドのLiveStage…つまるところ、プリステと呼ばれてる舞台のことです。

もうこれが神作品すぎて居ても立っても居られず、帰りの電車ではてブロを作り今に至るわけですが、熱が一向に収まらず未だにあの夏に心が置き去りにされているわけであります。

 

これを読んでくださっているあなたは、既にプリステを観劇されていらっしゃる可能性の方が高いので今更なのかもしれませんが、もう本当に久方ぶりに、舞台としてレベルの高いものに出会った気がします

何を偉そうにって感じですが、もうこれ以上にプリステに相応しい言葉はありません。最高峰です。2.5次元が云々ではありません。

つまり、観ないと損する、絶対に!

これです。これ以上のことはありません。

 

では早速感想とステマを(ネタバレはある程度考慮してます)。

 

 

まず、あなたがプリステを観に行くべき理由は主に3つです。

 

①完成度が高い

②舞台装置がすごい

③愛があるから

 

…語彙力のないのが丸わかりですが、一つずつ見ていきましょう。

 

①完成度が高い

 何につけてもこれです。プリステの完成度は確実にプロのそれです。そしてそれが開始5秒で確信できるところが、この舞台の素晴らしいところであります。

パルクールのレッスンは一年という長期にわたり、キャストの誰もが淀みなくストライドという架空の競技をこなすことが可能です。全力で走り、飛び、滑って止まる。急発進、急カーブ、リノリウムに靴底が擦れる音と共に飛び散る汗。そしてマイクに拾われない本当の意味での呼吸の荒さ。キャストは間違いなくそこでストライドをしています。本気で、本物です。

舞台はひどくアナログ的だと言われますが、この生の感触、つまり「生きている」という事実が、2.5次元舞台ではよく言われる言葉のような気がします。桜井奈々がそこに生きてること、八神陸が、藤原尊が、そこで走って息をして、泣いて笑ってハイタッチをすること。誰かの人生がそこにあることを実感できるのが、舞台の良いところであり、醍醐味です。

通路を走り抜ける彼らを見送ることができるのは客席が紛れもなく沿道であり、観客席であるからです。そうやって舞台を作って、何度も何度も練習したことが如実に表れているのがこのプリステなんだなと思います。怪我や失敗のリスクは他の舞台より大きいものでしょう。場合によっては殺陣などよりもずっと。けれど、きっとそれを理解した上でキャストは全力です。だって本気になったやつだけが、格好いいんです。感謝しかないですね。

 

 

②舞台装置がすごい

いや本当に舞台装置すごくない?あれが人力なの未だに信じられてないです。シールドランナーと呼ばれる黒子のような作業を担っている演者の皆さまのおかげで、私たちはある程度のスリルを感じつつも楽しく舞台を観劇することができています。ありがとうございます。

板の上のバミリに関してはep.1の映像でも確認できるんですけど、一切数字とか振ってないのになぜあれだけ瞬間的かつ正確に移動できるのかわからないすごい人間すごい。あの速度はやっぱり機械じゃ無理かなあって思います。ありがとうございます(二度目)。

映像は原作であるゲームをリスペクトしつつ、スクリーンとスチルをうまく使った構成に仕上がっています。照明と合わさって最高ですね。やっぱりあの花畑が好きです。

舞台装置が好きな人はプリステをみてくれ、頼む。

 

③愛があるから

これに尽きるのでは、と思うんですが本当にキャストのモチベーションが高い!なんであんなに本気なんだ?って思うくらいに熱い芝居しかそこにはありません。全力で泣いてるし、全力で走ってるし、全力で喜んでるのがよくわかります。生きてるって素晴らしい。

喜びすぎて海老反りになるヒロインは初めてです。パワフル。

更に観劇マナーに関する動画を開演前に流してくださったり、前説でep.1の映像を使いつつ前回までのプリステを振り返ってくれたりと、どこまでも初心者に優しいなあって感じがします。懐が広い。

プロデューサー様が直接マナー違反になりそうな行為を注意している姿も見受けられて、凄まじいなって思っている次第です。

舞台は瞬間芸術で、唯一の時間を演者と観客がそこで共有します。一度として同じものはありません。だからこそ、キャストが本気であることや運営側がマナーに厳しいことは、等しく愛であり、この舞台に掛けている思いなのだと思います。

つまりプリステ最高。お金を落としたい。

 

 

お付き合いありがとうございました。

少しは落ち着いた気がします。

「風は常に前に向かって吹いてるとは限らない」と、久我先輩は落ち込む奈々に声を掛けます。諦めていないのなら、足を止めるなと。

プリストは、とあるの夏の、人生の中のほんのひと時を切り取った青春の物語です。

北千住の劇場では今日も、とある夏の一瞬が、本当に生きている物語が、繰り広げられていることでしょう。

前に進む勇気も、勝たなきゃ意味がないって正義も、勝たせてあげたいって暖かさも、全部がそこにはあります。

どうか片手にハンカチを持って、彼らの人生を貪ってください。味わってください。

生きていること、ストライドしかないんだと確信すること。

その美しさ。

愛があることの素晴らしさは、尊いものです。

観てもらえればわかってもらえるすごさが、プリステにはあります。

 

だから、どうか。どうか観に行ってください。

 

「私、ストライド大好き!」

 

私も大好きです、生まれてくれて、走ってくれて、選んでくれて、ありがとう